スパッツの作り方!型紙なしで既製服から作る方法②縫製編
前回はスパッツの作り方の裁断を終えるところまでだったので、今回はいよいよ縫製に入っていきたいと思います!
ほとんど直線縫いだけで出来るので簡単ですよ^^
それでは早速ご紹介しますね。
スパッツ作りに必要なもの
- スパッツ見本
- ニット生地
- 平ゴム(2㎝幅)
- 4本糸ロックミシン
- ミシン
スパッツの作り方
まず、作りたいスパッツはこちらです。
裁断の仕方
裁断の仕方は、こちらの記事にやり方を詳しく書いたので確認してくださいね^^
裁断した生地を開きます。
表を上にして裾をロックミシンでかがります。
次に股下を縫い合わせます。
前ズボンを上にして2~3㎜切り落としながらロックミシンをかけましょう。
こうすると、縫代が1㎝なのでちょうど良くなります。
2枚とも縫ったら片方を裏返して表を出します。
裏に表を入れ込んで股上を合わせましょう。
股上を合わせて待ち針やクリップで止めましょう。
待ち針を止めた股上をロックミシンで縫い合わせます。
股のカーブがきついように見えますが、縫う時は低速で縫って行けば問題なく縫い合わせることが出来ますよ^^
股上を縫ったら表に返します。
ほぼスパッツの形になっていると思います!
輪になった生地にロックミシンをきれいにかけるやり方もご紹介しますね^^
ちなみに私は糸取物語を使っています。
まずメスの内側に生地を合わせて押さえを下げます。
生地はほとんど切り落とさないように進めていきます。
もう少しで1週します。
静電気で糸の繊維が付いてますが、気にしないでくださいね^^;
縫い初めの空環(カラカン)が切れたら一旦ミシンを止めましょう。
切り落としたらメスをロックします。
縫い初めに1~2㎝重ねるようにロックミシンを進めます。
縫い終わったら針は押さえより上の位置で止め、押さえをあげて生地をゆっくり後ろへ持っていきます。
無理をすると針が曲がる原因になるので、ゆっくり後ろへずらしてくださいね。
生地が針のすぐ後ろまで来たらOKです。
押さえを上げたまま、コントローラーを踏んで空環を作りながら生地をゆっくり後ろへずらしてください。
出来上がりがこちらです。
ちょっと見えにくいですね・・・^^;
今度、生地と糸の色を変えて見やすくご紹介しますね!
この方法を覚えておくと、輪になった作品をきれいに仕上げることが出来るので、是非マスターしてくださいね^^
縫い終わったら、裾とウエスト縫い終わりの空環を始末しましょう。
空環を指で軽くつまんでしごくと、2本だけ糸が長く出てきます。
その2本を切ってください。
縫い終わりの時に空環を10㎝位出しておくと始末しやすいです。
画像のはちょっと短かったです^^;
切ったところです。
とじ針や刺繡針に通して、ロックミシンの糸の間をくぐらせます。
1~2㎝通せば大丈夫ですよ^^
通したら、ほかの糸を切らないように根元でカットしてください。
要所要所で糸の始末をしながらやると、作品がきれいに仕上がりますよ♪
だいぶ形になってきました!
あともう少しで完成です。
続きは明日ご紹介しますね^^