エプロンの作り方!子どもがワンタッチで脱ぎ着できる!前編
ちびまる(娘)のエプロンを作ったので、作り方をご紹介しますね^^
幼稚園、小学校、中学校、成長と共にエプロンを作りかえてきました。
幼稚園や小学校低学年だと、見えない後ろでボタンを留めたりひもを結んだりするのって難しいですよね。
小学校の高学年や中学生にもなると、さすがに出来るようにはなるんですが、ちびまる曰く、「給食の時間って盛り付けから食べ終わるまでの時間が短いから、一瞬で付けられるものがいい!」とのリクエストでした。
ということで、ボタンや紐を結ばなくても簡単に脱ぎ着できるようにしましたよ^^
よかったら参考にしてくださいね!
エプロンづくりに必要なもの
- 生地(画像の生地はコットンリネン)
- マジックテープ
- ミシン
- ロックミシン(あれば)
エプロンの作り方
生地山の中から、ちびまるが選んだのはコットンリネンの生地でした。
水通ししたままなのでシワシワですが、気にしないでくださいね^^
中学生用にレディースサイズを参考に裁断しました。
私は型紙なしで、生地に直接線を書いて下のように準備しましたよ。
エプロンの見ごろは、黄色の丸印が縫代の寸法なので、縫代を足して裁断してください。
見返し布、肩ひも、腰ひもは縫代込みなので、そのままの寸法で1枚ずつ裁断してください。
袖ぐりのカーブはフリーハンドで適当にかきました(^^;
適当が嫌な人は、既製品やフリーの型紙を利用してくださいね!
始めに、肩ひもの長い辺にアイロンを掛けます。
2辺とも1㎝に折り返してください。
アイロンを掛けたら、二つに折って待ち針やクリップで止めましょう。
折り返した輪のところは、アイロンで押さえたりしないでくださいね。
端から端まで待ち針で止めたら、ミシンで縫っていきます。
まず、アイロンで折り返した方から掛けますよ^^
待ち針で止めましたが、縫う時に端と端がぴったり重なるように整えながら、端ミシンをかけます。
次に、輪の方にステッチを入れます。
両方にステッチが入りました。
次に、腰ひもを作りましょう。
画像のように、縫代1㎝でアイロンします。
左の短い一辺はそのままにしてくださいね。
互い違いに折っていますよ。
生地を半分に折って、縫代を中に入れましょう。
すると、縫代がスッキリして縫いやすい紐の先になります。
もし、厚みでゴロゴロするようなら一度開いて、縫代をカットしてくださいね。
私はこのままで縫いましたよ^^
待ち針で全体を止めたらミシンを掛けます。
短い辺の方から掛けて、角を曲がって長い辺を縫い合わせましょう。
縫ったら、輪の方にステッチを掛けてください。
腰ひもの片方はステッチが掛かっていて、もう片方は切りっぱなしになっていて大丈夫ですよ^^
紐が出来たら、袖ぐりをロックミシンでかがります。
袖ぐりはカーブになっているので、カーブになっている所のロックミシンの掛け方を説明しますね^^
かがりは3本糸でいいです。
このロックミシンは4本糸なので、針を1本外しました。
4本で掛けるときは、かがり幅を一番狭くしてください。
メスロック機能があったらロックしましょう。
私は普段、メスロックはしないのですが、ロックすると初心者さんでもカーブをきれいにかけることができます。
掛け始めは直線です。
メス(刃)に生地を当てるようにしてコントローラーを踏みましょう。
メスをガイドにする感じです。
カーブになったら、印のところの生地を真っすぐにします。
この時、絶対生地を引っ張らないでください!
引っ張ってしまうと、生地が波打ってしまいます(>_<)
引っ張らずに、生地を左方向へずらして真っすぐにすると、丸印のところの生地が余って山になります。
こうなったら正しく出来ている証拠ですよ^^
生地を伸ばさず、かがることが出来ました^^
エプロンの裏を上にして、1㎝で折ってアイロンで押さえます。
端から7㎜くらいのところにステッチを掛けましょう。
ステッチを掛けたところです。
袖ぐりはカーブで三つ折りにするのが難しいので、ロックミシンで仕上げるようにしました。
ロックミシンがない時は、バイアステープを使うときれいに仕上がりますよ^^
詳しく書いたので長くなってしまいました(^^;
続きは次回ご紹介しますね。
いよいよ後編で完成です!
エプロンの作り方のポイント
エプロンは、直線が多いので難しくないと思います。
ひもはループ返し等で、ひっくり返さなくてもいいように仕上げました。
唯一、カーブの袖ぐりを伸ばさないように注意してくださいね^^
シュシュの作り方!簡単ハギレ消費でバザーにも!
おうちにあるハギレで小物づくりをしよう!ということで、今回は髪飾りのシュシュの作り方をご紹介しますね^^
直線縫いだけでできるので、初心者さんでも簡単に作ることが出来ますよ!
ハギレ消費をしたい方や、バザー品に困っている人は是非作ってみてくださいね♪
シュシュ作りに必要なもの
- 生地
- ゴム
- ミシン(手縫いでもOK!)
シュシュの作り方
生地を12㎝×52㎝に裁断します。
大きさは手持ちのシュシュを参考にしています。
1㎝の縫代が含まれています。
中表になるように生地を半分に折ります。
縫代1㎝のところをミシン掛けしてください。
縫ったところを真ん中に持ってきて、縫代を割りましょう。
下の画像のように上の生地だけ少し折ります。
ものさしは撮影のため重石代わりに置いているだけですので、気にしないでくださいね^^
だいたい2㎝くらい折っています。
さらにもうひと折りしてください。
反対側も同じように折りたたみましょう。
上の生地が真ん中に集まりました。
真ん中にあればいいので、生地をくるくる巻いて中心に集めても大丈夫ですよ^^
そして、☆マークを合わせるように半分に折ります。
折ったら待ち針やクリップで止めてください。
○印のあたりからミシンで縫って行きましょう。
縫代は1㎝なので、ガイドに合わせて縫っていきます。
始まりは返し縫をしてください。
中心に寄せた生地を縫わないように、気を付けましょう。
端の方まできたら一旦ミシンを止めます。
中の生地を手前に引き出しましょう。
見やすいようにピンセットを使っていますが、指で出来るので少しずつ引き出してください。
ミシン押さえの後ろの生地を押さえて引き出しましょう。
少しずつ出てきましたね。
引き出せたら外側の生地を開いて、中の生地をまとめてミシンで縫ってしまわないようにしてください。
中の生地を中心に寄せたら、外側の生地の端を合わせて縫って行きましょう。
何度か繰り返すと始まりが見えてきました。
返し口を3~4㎝開けて縫い終わりましょう。
終わりも返し縫してくださいね^^
縫い終わりました。
返し縫してるので、ミシン糸は根元で切って大丈夫です。
返し口から中の生地を引き出します。
こちらも指で簡単に引き出せますのでやってみてください。
全部引き出すことで、勝手に生地が裏返っているので楽ちんです^^
返し口からゴムを通していきます。
ゴムは20㎝にしました。
家に細いゴムしか無かったので二重にしていますが、太いゴム1本の方がやりやすいです。
平ゴムでも代用できますので、お好みのものを使ってください。
ゴムはゴム通しや安全ピンで通していきます。
しっぽはクリップで止めておくと抜ける心配がありませんよ^^
一度縛ってゴムが好みの長さになっているか試してください。
私は緩かったのでほどいて結び直しました。
好みの大きさになりました。
返し口を、コの字とじでまつります。
ミシンでコバステッチ(端の1㎜くらいのところを縫う)でもOKです!
まつったら完成です!
シュシュの作り方は他にもあります。
こちらは一見、難しそうに見えるかもしれませんが、一度、画像の通りにやってみてください。
最後に生地を引き出した時に嬉しくなっちゃいますよ^^
初心者さんにもおすすめな作り方です!
シュシュの作り方まとめ
- 薄い生地の方がギャザーがきれいに出る
- 幅や長さを変えるだけでアレンジ自在!
制服のプリーツスカートのウエストを元に戻せるように小さくする方法!
春から進学や就職で新しい生活を送っている方、制服のスカートが大きくて困っていませんか?
スカートがゆるいと、中心がずれてしまったり、気付くとブラウスが出てしまったり落ち着きません(>_<)
プリーツスカートだと片方をつまんだら左右のバランスがおかしくなるし・・・。
考えた末、簡単な方法で娘の制服のお直しをしたのでご紹介しますね^^
制服のプリーツスカートの現状
ウエストのホックはアジャスターが付いていて、調節できるようになっています。
目いっぱい小さくした状態でもまだ大きい・・・
店員さんに勧められてこのサイズにしたんですが、やっぱりもうワンサイズ小さいスカートを選べば良かったと後悔^^;
3年間でどれくらい成長するか分からないですからね、仕方ないか。
トルソーに履かせてみるとこんな感じでウエストからかなり下がっています。
ウエストを3~4㎝細くできたらちょうどいいのにな。
元に戻せるようにしたいし、と眺めてひらめきました!
ウエストのベルト芯の内側に、厚みのある何かを縫い付けたら小さくなる!
でも、それがどんなものだろうと洋裁材料を物色。
「おっ、これちょうどいいかも!」
レッスンバッグを作った時のカラーテープがありました。
イメージはこんな感じ。
カラーテープの色がグレーだったらよかったんですが、生成りはちょっと目立ちますね。
とりあえず、試しにやってみます^^
制服のプリーツスカートのウエストを小さくするやり方
必要なもの
- カラーテープ
- 針と糸
1枚だと薄いと思ったので、2重にして縫い付けていきます。
いつか外す時がくるので、あらめにまつり縫いをしました。
ホックが付いているところは、ベルト芯と金具が重なってゴロゴロするのでカラーテープはよけて付けました。
もう一度トルソーに履かせてみると・・・ちょうどよくなってました!!
メジャーでウエストをはかってみたら、3㎝細くなっていましたよ^^
ウエスト位置が上がったので、今まで少し長すぎたスカート丈も丁度よくなっていました!
もう一度、こちらがbeforeです。
だいぶ変わりましたよね?
この方法だと材料も手に入りやすいし、難しい洋裁技術はいりません!
そして、元に戻すのも簡単!糸をほどくだけです。
お直ししてからは、ブラウスが出なくなったと喜んで着ています。
制服のスカートが大きくて気になる方は、ぜひ試してみてくださいね^^
プリーツスカートのウエストを小さくする方法まとめ
小学生、中学生はサイズがどんどん変わっていく時期です。
買った当初は、大きすぎることもあると思います。
ただウエストを小さくする方法だったら他にもたくさんあるのですが、元に戻すことを考えてカラーテープを縫い付けました。
今回、テープを二重にしましたが、少しだけでいいなら1枚だけでいいと思います。
カラーテープは100円ショップでも販売されているので、よかったら試してみてくださいね^^
ロックミシンで筒縫い【輪】の始めと終わりをきれいに縫う方法!画像あり
ロックミシンは生地を切りながら、かがったり縫い合わせが出来るので便利ですよね^^
以前スパッツの作り方で、筒状(輪)になっている場所のロックミシンの掛け方をご紹介しましたが、濃紺の生地に黒の糸だったので、ちょっと分かりにくかったと思います^^;
袖ぐりや裾など、輪になったものを縫うシーンがたくさんあるので、改めてご紹介しますね。
2つのやり方を書いたので、自分に合った方でやってみてください。
ちょっとしたコツを覚えると、仕上がりもきれいになりますよ♪
ロックミシンで筒縫いをすると・・・
ロックミシンをかけた時、下の画像のようになっていませんか?
終わりを「縫い逃げる」と、こんなふうになってしまいます。
空環の始末をしても、縫い逃げたところの糸が山の形に残ってしまいます(>_<)
せっかくロックミシンできれいにかがったのに最後がこれでは台無しですね(>_<)
今回は、2つの方法を分かりやすくご説明しますね!
ロックミシンの筒縫いに使うもの
- 生地
- ロックミシン(メスロック付)
私が使っているロックミシンは「糸取物語」です。
同じミシンじゃなくても、メスをロック出来るものならOKです!
見本はニット生地ですが、布帛(伸びない生地)でも同じやり方で大丈夫ですよ^^
ロックミシンで筒縫いをきれいに縫う方法①
1か所を縫って筒状のものを用意しました。
縫代をかがり幅に切り揃えましょう。
今回はかがり幅が6.5㎜なので、縫代は7㎜くらいに切りそろえます。
スタートするところは、出来るだけ真っすぐなところから始めるといいですよ^^
メス(刃)の内側に生地が当たるように、押さえとメスの隙間から生地を見ながら合わせて押さえを下ろします。
縫代は曲がったり、デコボコしている所だけを切るようにしていきます。
一周して始まりが見えてきました。
始まりの空環が切れるまで進みます。
切れたら一旦ストップします。
メスをロックします。「LOCK」のつまみをくるっと回すと固定されます。
縫い始めまで進めます。
メスが固定されていて生地や糸が切れる心配がないので、メスの内側に当てるようにして縫って行きましょう。
1~2㎝重ねて縫ったら一旦止めます。
重ねて縫ったら、押さえを上げて生地をゆっくり後ろへずらします。
無理に引っ張ると針が曲がってしまうので気を付けてくださいね。
後ろへずらすとかがり糸が外れます。
生地が針のすぐ後ろまでくればOKです!
生地をよけながらコントローラーを踏んで空環を作ります。
押さえは上げたままで大丈夫ですよ^^
10㎝くらいになるまで踏みましょう。
メスをロックしたので、縫い始めと同じところが簡単に縫えて、見た目もきれいですね!
ロックミシンで筒縫いをきれいに縫う方法②
次は、縫代をカットしながらきれいに仕上げる方法です。
こちらも慣れると簡単に出来ますよ^^
まず最初に縫い始めはなるべく真っすぐなところから始めましょう。
縫代は1㎝で、ロックミシンのかがり幅が6.5㎜で説明します。
縫い始めの5㎝くらいの縫代をカットします。
3㎜でカットしました。
カットしたところをメス(刃)に当たるように合わせて押さえを下ろします。
メスと押さえの隙間から生地を見ながら合わせます。
合わせたら、コントローラーを踏んで進めましょう。
縫代をカットしたところが終わったら、そのまま真っすぐ3㎜切り落としながら進んでください。
切れた生地が同じ幅になっているのが分かると思います。
1周して始まりが見えてきました。
縫代をカットした所と段差が付かないように気を付けてくださいね^^
縫代がすべて切り落とされたところです。
最初の空環がメスで切れたら一旦止めます。
メスをロックして動かないようにしたら、初めにかがったところに1~2㎝重ねて縫います。
重ねて縫ったら押さえを上げて、生地をゆっくり後ろへずらします。
生地が針のすぐ後ろまで来たらコントローラーを踏んで空環を作ります。
縫い逃げしてないので山にならずきれいに仕上りました。
どちらか自分に合った方法でやってみてくださいね^^
やり方をマスターすれば、カットソーやスカート・ズボンの裾、袖ぐりなど、筒ものが綺麗に仕上がります!
上手くいくと縫うのが楽しくなりますよ♪
一度、試し生地で練習してから本番の生地に挑戦してみてくださいね^^
スパッツの作り方!型紙なしで既製服から作る方法③仕上編
3日にわたって既製品を見本にしたスパッツの作り方をご紹介していますが、いよいよ今日で完成です。
画像たっぷりで詳しく書いたので3日もかかりましたが、実際は1時間くらいで出来る工程です。
子どもの成長は早いので、すぐサイズアウトしてしまいますよね。
今履いているスパッツから、少し大きいサイズを作る方法を知っておくと役立ちますよ^^
簡単に出来上がるので、ぜひ挑戦してみてくださいね♪
スパッツ作りに必要なもの
- スパッツ見本
- ニット生地
- 平ゴム(2㎝幅)
- 4本糸ロックミシン
- ミシン
スパッツの作り方
まず、作りたいスパッツはこちらです。
裁断の仕方
裁断の仕方は、こちらの記事にやり方を詳しく書いたので確認してくださいね^^
こちらには、見本のスパッツより少し大きいサイズに補正する方法も載せていますので参考にしてください!
縫製の仕方
縫製の仕方はこちらでご紹介していますので確認してくださいね^^
前回は股下と股上を縫い合わせて、ウエストをかがるところまでやりました。
今回は、裾上げとウエストのゴムを通して完成ですよ^^
それでは、スパッツの裾を2.5㎝に折って待ち針で止めます。
ぐるっと一周、両方とも止めましょう。
私は片方で4カ所止めました^^
裾から2㎝のところにステッチをかけましょう。
ステッチは1本でもいいんですが、1.5㎝のところにもう1本かけると既製品のような仕上がりになりますよ^^
カバーロックのミシンが無くても、それっぽく見えませんか?
両足できました♪
次はウエストを仕上げていきます。
2㎝の平ゴムを使うので、ウエストは3㎝に折って待ち針で止めましょう。
ゴム通し口を3㎝開けておいてくださいね^^
こちらも、ぐるっと一周止めておいてください。
ウエストは端から2.5㎝のところにステッチをかけます。
ゴム通し口は縫い残してくださいね^^
ゴム通し口から平ゴムを通します。
先端は、ゴム通しか安全ピンをつけて通してください。
しっぽはクリップで止めておくと安心して通すことが出来ます^^
ゴムを2㎝重ねて2カ所縫い留めましょう。
ミシンで出来る人は「N」の形になるように縫ってください。
ミシンで縫いにくい人は、手縫いで2カ所止めれば大丈夫ですよ^^
ゴムを通したら完成です!!
左が見本のスパッツで、右が完成したスパッツです。
型紙なしで作っても同じものを作ることが出来ました!
サイズを変えて作りたい方は、こちらに簡単な補正の仕方をのせていますので、ご覧くださいね!
こちらはレディースサイズですが、お子さんのスパッツの洗い替えやサイズアップで試してみてください♪
スパッツの作り方!型紙なしで既製服から作る方法②縫製編
前回はスパッツの作り方の裁断を終えるところまでだったので、今回はいよいよ縫製に入っていきたいと思います!
ほとんど直線縫いだけで出来るので簡単ですよ^^
それでは早速ご紹介しますね。
スパッツ作りに必要なもの
- スパッツ見本
- ニット生地
- 平ゴム(2㎝幅)
- 4本糸ロックミシン
- ミシン
スパッツの作り方
まず、作りたいスパッツはこちらです。
裁断の仕方
裁断の仕方は、こちらの記事にやり方を詳しく書いたので確認してくださいね^^
裁断した生地を開きます。
表を上にして裾をロックミシンでかがります。
次に股下を縫い合わせます。
前ズボンを上にして2~3㎜切り落としながらロックミシンをかけましょう。
こうすると、縫代が1㎝なのでちょうど良くなります。
2枚とも縫ったら片方を裏返して表を出します。
裏に表を入れ込んで股上を合わせましょう。
股上を合わせて待ち針やクリップで止めましょう。
待ち針を止めた股上をロックミシンで縫い合わせます。
股のカーブがきついように見えますが、縫う時は低速で縫って行けば問題なく縫い合わせることが出来ますよ^^
股上を縫ったら表に返します。
ほぼスパッツの形になっていると思います!
輪になった生地にロックミシンをきれいにかけるやり方もご紹介しますね^^
ちなみに私は糸取物語を使っています。
まずメスの内側に生地を合わせて押さえを下げます。
生地はほとんど切り落とさないように進めていきます。
もう少しで1週します。
静電気で糸の繊維が付いてますが、気にしないでくださいね^^;
縫い初めの空環(カラカン)が切れたら一旦ミシンを止めましょう。
切り落としたらメスをロックします。
縫い初めに1~2㎝重ねるようにロックミシンを進めます。
縫い終わったら針は押さえより上の位置で止め、押さえをあげて生地をゆっくり後ろへ持っていきます。
無理をすると針が曲がる原因になるので、ゆっくり後ろへずらしてくださいね。
生地が針のすぐ後ろまで来たらOKです。
押さえを上げたまま、コントローラーを踏んで空環を作りながら生地をゆっくり後ろへずらしてください。
出来上がりがこちらです。
ちょっと見えにくいですね・・・^^;
今度、生地と糸の色を変えて見やすくご紹介しますね!
この方法を覚えておくと、輪になった作品をきれいに仕上げることが出来るので、是非マスターしてくださいね^^
縫い終わったら、裾とウエスト縫い終わりの空環を始末しましょう。
空環を指で軽くつまんでしごくと、2本だけ糸が長く出てきます。
その2本を切ってください。
縫い終わりの時に空環を10㎝位出しておくと始末しやすいです。
画像のはちょっと短かったです^^;
切ったところです。
とじ針や刺繡針に通して、ロックミシンの糸の間をくぐらせます。
1~2㎝通せば大丈夫ですよ^^
通したら、ほかの糸を切らないように根元でカットしてください。
要所要所で糸の始末をしながらやると、作品がきれいに仕上がりますよ♪
だいぶ形になってきました!
あともう少しで完成です。
続きは明日ご紹介しますね^^
スパッツの作り方!型紙なしで既製服から作る方法①裁断編
我が家のちびまる(娘)は、新学期が始まってやっと学校生活に慣れてきたところです。
必要なものを色々買いそろえているところですが、制服のスカートの下に履くスパッツが足りませんでした。
ということで、家にある生地でスパッツを作りましたよ^^
型紙がないので、今履いているスパッツを使ってニットソーイングしたので、記録しておきますね!
スパッツは、ほぼ直線縫いで出来るので、ニットソーイング初心者さんが縫うのに丁度いいですよ!
是非、挑戦してみてくださいね^^
スパッツ作りに必要なもの
- スパッツ見本
- ニット生地
- 平ゴム(2㎝幅)
- 4本糸ロックミシン
- ミシン
スパッツの作り方
裁断の仕方
まず、作りたいスパッツはこちらです。
ちなみにこちらは3分丈のスパッツです。
半分に畳みますよ^^
前後とも同じ形なので作りやすそうです♪
でも1か所だけ違うところが・・・前ズボンが2.5㎝短くなっています。
なので、長い方の後ろズボンに合わせて裁断してから、前ズボンだけを2.5㎝カットしていきましょう!
今回作るのは濃紺のベア天竺にしました。
スパッツなのでよく伸びて戻りのいい生地がいいですよ。
使った残り生地なので形がいびつですが、気にしないでくださいね^^;
スパッツの脇線が「わ」になっているので濃紺の生地を折りたたんで輪にします。
そしてスパッツと濃紺生地の端どおしがぴったり重なるように置きます。
縫代の印を付けます。
ウエスト3㎝、股上と股下は各1㎝、裾は2.5㎝にしました。
ウエスト付近の丸印のところはゴムでキュッと縮まっていますが、ゴムを入れない状態だと真っすぐになっているので、印を付けるときは真っすぐ引いてください。
後ろ中心はこのままだと縫い合わせた時に山形になってい繋がりが悪いので、7㎜位下げたところから自然な線で引き直してください。
見本のスパッツを外したところです。
線のとおり裁断しましょう!
スパッツの形になってきましたね^^
同じものをもう1枚作っていきます。
生地の色が濃くて分かりにくくてすみません(^^;
1枚目と同じように、生地をたたんで右側が輪になるようにします。
その上に1枚目に裁断した生地を置きます。
上の生地に合わせて切っていきますが、チャコで印を付けてから裁断してもいいですよ^^
2枚同じものが用意できました!
始めに言っていた通り前が2.5㎝短いので、前ズボンだけカットしましょう!
前ズボンだけカットするので、生地を開きましょう。
脇から自然につながるように前を2.5㎝下げる線を引きます。
切ったところです。
もう1枚も同じように前ズボンだけをカットしましょう!
表裏を間違えないように気を付けてくださいね^^
はい!これでスパッツの裁断が終わりました!!お疲れ様です^^
スパッツのサイズ調整の仕方
既製品から作るときに、「もう少し大きく(小さく)作りたいなー。」って思った人もいるのではないでしょうか。
そんな時に出来る、簡単な補正の仕方をご紹介しますね^^
履いた感じがぴちぴちで、新しく作るときはもう少しゆとりが欲しい時などにやる方法です。
作る生地を輪にしたら見本をずらして置きましょう。
下の画像が輪から1㎝ずらしたものです。
1㎝ずらすと、太ももが2㎝、ウエストが4㎝大きく(太く)なります。
小さくしたいときは、逆に見本のスパッツをはみ出して置くようにしてください。
これは、型紙で作る場合も同じにできるので覚えておくと簡単にサイズ補正ができますよ^^
詳しく書いたので長くなってしまいましたが、形が単純なので時間はそれ程かからず裁断できると思います。
これで全行程の半分くらいまで出来たので、次はいよいよ縫い合わせて行きましょう!
縫う工程は明日ご紹介しますね♪