ニットをロックミシンで縫う時の糸の揃え方!ウーリー糸は不要です!
ニットソーイングを始めたばかりの人によく聞かれるのが、「ロックミシンの糸ってウーリー糸を買えばいいですか?」です。
実は私も最初の頃、スパン2本、ウーリー2本が必要だと思って何色か揃えてしまって失敗した経験があるんです(^^;
ニット生地を縫い合わせる時は、特殊な生地を除いてウーリー糸は必要ありませんよ~
では、何を用意したらいいかご紹介しますね。
- ニット生地をロックミシンで縫う時の糸の揃え方
- ニット生地にロックミシンを掛ける時の糸はスパン糸で大丈夫?
- ロックミシンの糸は何色揃えるのがおすすめ?
- ロックミシンでウーリー糸は何に使う?
- ニット生地をロックミシンで縫う時の糸の揃え方まとめ
ニット生地をロックミシンで縫う時の糸の揃え方
布帛にロックミシンを掛けるときは、90番のスパン糸を使うことが多いと思います。
では、伸縮性のあるニット生地を縫い合わせる時の糸は何がいいでしょうか。
まず、布帛とニットではロックミシンを使う用途が違うと思います。
布帛にロックミシンを掛けるときは、主にふちかがりとして使っていますね。
ニットでは縫い合わせが主な用途になっているのではないでしょうか。
布帛の時はふちかがりなので厚みを出さないために、細めの90番スパン糸がいいのですが、ニット生地は縫い合わせるということを考えると、90番では心もとないです(>_<)
そこで私はスパン糸の60番を使っています。
子供服のニットパンツなどを縫ってきましたが、かなり力が加わりそうなところでも一度も切れたことはありません!
4本ともスパン糸で大丈夫です^^
ニット生地にロックミシンを掛ける時の糸はスパン糸で大丈夫?
ニットにミシンを掛けるときはレジロンなどの伸縮性のあるミシン糸を使うので、ロックミシンでも伸縮するウーリー糸を使わなきゃと思っちゃうんですよね。
でも作動送り機能のついた4本ロックを使えば、4本全部スパン糸で問題なく縫うことができるんです^^
これからニット生地をたくさん縫っていくのであれば、スパン糸の60番を何色か持っておくことをおすすめします。
ロックミシンの糸は何色揃えるのがおすすめ?
大巻のスパン糸の60番って小さな手芸屋さんだと売ってないことが多いんですよね(^^;
品揃えは90番のみで・・・
なのでネットショップで買うことになるんですけど、送料の事を考えるとまとめて買いたいですよね。
人それぞれ縫う生地の色は違うので絶対コレ!とは言い切れませんが、ハンドメイド仲間と話した時に全員一致したのが、(薄い)ベージュとグレーでした。
ほとんどベージュで縫っているという人がいる位ベージュはよく使う色でした。
私も5割くらいはベージュで縫っていると思います。
次に多いのは、グレーですね。
私は薄いグレーとグレーの2色持っていますが、グレーはブルー系にも馴染むのでおすすめですよ◎
淡い色はすべてベージュを合わせています。
薄いグレーは無くなったら、ベージュで代用しようかなと思っています。
この他に、ブラウン系 と白、黒です。
一時期はもっとたくさんの色を揃えていましたが、自分の持っている生地がこれくらいの色数でカバーできると分かってからは、最小限で買い足すようになりました。
まず、自分が持っている生地を見て、なるべく色数を絞って購入してみてはいかがでしょうか^^
私が購入しているお店はこちらです。
ロックミシンでウーリー糸は何に使う?
ロックミシンでニット生地を縫う時には、4本ともスパン糸を使うのでウーリー糸はいらないですってお話ししてきました。
じゃあウーリー糸って何に使うの?って思いませんでしたか?
ウーリー糸はニット生地、布帛問わず巻きロックで使うことが多いです。
スパン糸でもきれいに巻きロックできる生地もあるんですが、上糸をウーリー糸に変えると、ほとんどの生地で上手く巻きロックをかけることが出来ますよ^^
ニット生地をロックミシンで縫う時の糸の揃え方まとめ
ロックミシンでニット生地の縫い合わせをするには、スパン糸の60番を4本使いましょう。
スパン糸の色は一般的にベージュをよく使うので、揃えておくといいですよ^^